矯正歯科を選ぶポイント

矯正治療を検討されている患者さまの中には、どこで治療を受けたらいのかと悩まれている方が多いと思います。

そこで、矯正専門医院と一般歯科医院の2種類の医院の特色をご紹介します。

<従来の矯正専門歯科医院>

メリット  

・主に日本矯正歯科学会認定医などの矯正専門の歯科医師が常勤しているため、高いクオリティーの矯正治療を受けることができる

・装置でトラブルが生じた際、いつでも対応が可能である

デメリット 

・一般歯科治療や矯正で必要な抜歯等を行うことが出来ないため他の医院にも通院しなければならない可能性がある

<一般歯科医院>

メリット  

・一般歯科治療と矯正治療を同じ歯科医院で受けることができる

デメリット 

・矯正専門ではない歯科医師が担当することがある

・保険の矯正治療ができないことがある

・非常勤医師が担当することが多いため、治療途中で担当医が代わることがある

・非常勤医師が担当の場合、矯正治療日が限定されることが多い

・非常勤医師が不在の時、装置でトラブルが生じた際に対応が限定されたり、できないことがある    

日本矯正歯科学会認定医とは?

 日本で最も代表的な矯正歯科医の団体である日本矯正歯科学会は、矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることにより、一般市民の皆さんに適切な医療を提供することを目的として認定医制度を設けております。

「認定医」は矯正歯科を標榜した歯科医師の約10%、歯科医師全体の中でわずか2.8%しかいません。

(厚生労働省平成26年医師・歯科医師・薬剤師調査より)

認定医は5年以上の矯正歯科治療経験、論文の作成、症例治療記録の厳正な審査を受け合格した歯科医師に与えられます。詳しくは日本矯正歯科学会のホームページをご覧ください( http://www.jos.gr.jp/)。

 上記の様に特色を説明した上で、矯正治療は矯正専門医院で治療されることをおすすめします

 歯科医師法では、歯科医師免許を持つ者であれば誰でも「矯正歯科」を標榜し、治療を行うことができます。したがって、一般歯科医院でも矯正治療はできますし、通いなれた近くの一般歯科医院で矯正治療することを望まれる方も多いでしょう。しかし、今日のように医学が進歩してくると、専門性が重要視されるようになってきました。  

矯正治療は非常に高い専門性が要求される治療です。単に歯のガタつきをなくして歯が並べばよいというものではありません。歯並びは体の成長と大きく関連があるため、小児期から青年期にかけて個々の成長を把握することが非常に大切です。見た目だけでなく顎や歯の大きさ、前歯の傾きや口元の位置、体の成長を考慮しながら良好な咬み合わせを作りあげていくのが矯正歯科医の役割なのです。

 当院では、矯正認定医である院長と一般歯科・口腔外科が専門である副院長が常勤しております。

副院長は口腔外科認定医であることから、矯正における抜歯や一般歯科で抜けないと判断された難しい親知らずの抜歯なども当院で対応可能です。そのため、抜歯等が必要になった場合、従来の矯正専門歯科医院であれば大学病院等の他の病院に紹介されることが多いですが、当院では多くの場合、抜歯等が可能なため患者さまの時間や労力のご負担が少なくなります。

また、矯正治療と歯の治療は密接に関係しますので、矯正治療のみで対応するのではなく、 一般歯科治療と矯正治療の両方の目から患者さまにアプローチすることができます。
なお、かかりつけの歯科医院からの紹介による矯正の患者さまで、万一虫歯などの処置が必要になった場合はかかりつけの歯科医院で治療を行っていただくようにお願い致します。また、矯正治療が終了したら、綺麗な歯並びの状態でかかりつけの歯科医院に患者さまをお返しし、先生と患者さま共に「矯正専門医の先生に治療してもらってよかった」と言っていただけるよう治療していきたいと考えております。